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リピート オーダーは更に嬉しい

フラットでもコンベックスでも無く

鋭意製作進行中

年末年始と実用刃物の注文を多数もらいました。
中でも再オーダーは嬉しいです。
特に今回は、以前に試作洋包丁を納めた寿司店から(また洋包丁ですが)『牛刀』をリクエストされたのが非常に嬉しく、自信にもつながります。
なにしろ本職からの評価ですから、張り切ってしまいます。

沢山作らねば

ちょっと手の込むグラインド

裏から強力ライト当ててますので広く見えますが…

少々張り切って、特殊グラインドに挑戦です。
鋼材は V金10号(VG10)/ t=2.0
この写真の、ストレートエッジを当てている部分で40mmほどでしょうか。
ライトが強力なので凹が深く見えますが、ホローの隙間はコピー用紙1枚より狭く、10/100mm も無い(0.06mm-0.08mm程度)です。
画面右側がエッジ、左が峰になります。
エッジから一旦弱いハマグリ風に膨らみ、ホローグラインドというか、断面がSカーブを描き峰に向かいます。

S grind

浸透しているかは知らないですが、「Sグラインド」なんて言い方をされているのを聞いた事があります。
なんでこんな面倒な事をするかっていうと、食材の離れを良くするためですね。
ピッカピカに磨き上げた鏡面、例えばフラットグラインドのそれだと、材料によっては張り付くんですよ。
ハムとか、根菜…特にジャガイモなんて、刃付けによっては半分まで切り込んだ所で動かなくなったりして。
ファクトリー品だと業務向けでも、リブとかディンプルを付けて離れやすくしている製品も多いですが、汚れが残りやすいので、効果的ではありますが正直どうかなって気もします。
なので、複合曲面で対応してみようというわけです。
これ、キッチンナイフでも5-6mm厚からの削りをするBladesmithさんらはブレードの肉抜き (軽量化)を兼ねてやったりするらしいですね。手間がかかりますので、結果として価格もそれなり、って事になってしまいます。
いえ、私は極力お安く致します。

1,000番まで磨いたので来週には熱処理出しますが、VG10なので歪み曲がりが心配だなあ…

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