【sold】
blade : D2(SKD11) 鋼厚5mm ミラー仕上げ
handle: リネンマイカルタ+ 青ライナー
sheath:レザー
fittings:NS
168mm / 296mm
昨年より考えていた「サブヒルトファイター」を、7インチにて。
今回、まずはサブヒルトがある事による形状や作業、工程ほか諸々の変化、違い等の洗い出しを主な目的としての製作です。
サブヒルトの位置やキリオンのバランスは悩みました。
ラブレス氏の作(代表作とも言える「ビッグベアー」等)も、初期から後期で随分変化している箇所です。
今回は間にボルトを入れてみたかったのでヒルト間を広めにとってデザインしました。その分サブヒルトのキリオンが出る真ん中寄りから伸びているわけです。取付位置、幅を考慮して、キリオンの構造を変化させる必要がある。と言うことですね。
メインヒルト?のキリオンの大きさと形状も難しい所です。
好みもありますが、薄くしすぎると頼りないですし、局面をきつくしすぎるとアクが強すぎるデザインになってしまいます。
ファイターでしかもサブヒルト付きの大型と言うことで、かなり主張の強いモデルとなります。大型ナイフを選ぶ理由として威圧感が必要な場合もあるでしょうが、個人的には、大型モデルこそ優雅でありたいと思います。
なるべく薄くしながら、野暮ったくならない程度にボリューム感のあるハンドル形状を目指すのは結構なセンスが要りそうです。
キリオンの出っ張りがひとつ増える分、考慮しなくてはならない部分も増えますが、サブヒルトのモデルだからと言ってシースが大きくなるわけでは無いですね。
このタイプのシースをダブルステッチで造る場合、形状などもう少し練りたいですね
この作自体は習作・試作ですが、ご希望があれば販売可能です。 参考価格 ,000yen
また、オーダーにて製作も致します。
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