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寝かしたデザインを起こしていく(キッチンナイフ編)

デザイン作業

 キッチンナイフは何十枚、100パターン以上書いてます…「キャンプとかアウトドアはやらないけれど、包丁ならちょっと良いのが欲しいかな?」と言われたりする事もあるので、広くアピールするには良いジャンルであります。
 けれど、それだけにしっかりした物を作らないと評価が怖いとも言えます。

 で、今日は一番クセのない180mm 三徳 の新デザイン(スリムVer,)を詰めようと言う事で、7月時点の有力候補に対し、今日新しく描いた物を並べたり重ねたりして、ブラッシュアップ作業を行ってみました。

 今までも作っていたサイズ、形ですが、使う人の体格や経験、キッチンの形状、主に作る料理等々考慮すると、それとはちょっと違うデザインも必要なのです。
 こうしてベースを決めておいて、さらにオーダー主の希望に応じて角度を変えたり、柄を細くしたり四角くしたり、都度都度、交わした言葉の中にあるヒントを拾って仕上がりに生かしてみたりします。
 良く切れる事はもちろんですが、使うのが楽しくなる道具を届けたいですね。

 して件のデザインですが、基本となる線がほぼ同じと成りましたので新旧のラインをすり合わせの後、厚紙で切り出して確認。細部を詰めて仕様を決定し、やっと鋼材の作業となります。(ちょっと時間掛け過ぎた感はありますね…アセ)

(あー、そうか今日は12月24日か、そうか、そうだったのか…)

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