お問い合わせ・お求め・製作ご依頼は問い合わせフォームをご利用下さい。

迦楼羅 / Rakta-pakṣa (#447)


2024JKGナイフコンテスト 応募作。(選外でした)
製作については色々な過程や思惑やタイミングもあって、必ずしも受賞が目的ばかりではないのですが、『コンテスト』ですから応募する以上は皮算用も少なからず…
ともあれ、実物を御覧下さった方からは、少なくとも技術的評価を頂く事は出来ましたので、これより更に上に届かせるには、技術ももう一段発展させ、構成も考えて、付加価値も付けなといかんのでしょうね。


#447

blade :ATS34 (4.5mm) 
handle: スタビライズドウッド(メイプル)
fittings: ニッケルシルバー(NS)
ナロータング ホローグラインド ミラーフィニッシュ 
レザーシース 
166mm /300mm /196g 

いつも通り、ダイナミック且つスピード感を感じさせるデザインを目指しました。
長めのハンドルで

ベースとなったのは昨年のGaruda/ 迦楼羅(#417) 
元の147mmを20mm伸ばし、グラインド手法も変更しています。
かなり、エグいグラインドと思います。

5inホイールで抉り

大きなリカーヴをホローで、また深い(鎬の高い)グラインドとの複合・変則グラインド。
八部衆「迦楼羅/Garuda」をイメージして、名前はGarudaの別名「赤い翼を持つ者」から。
昨年のJKGコンテスト応募作(Raven /Slash #416)と似たスタイルですが、さらに精度を上げて、綺麗な曲面を目指しました。
前半の幅広と、中盤からアゴに掛けては徐々に角度の変化する曲面で構成しながら、アゴからフォルスエッジ合流までの繋がりを意識して削り込みました。
単なるFancy/Fantasyにとどまらぬよう、10inホイールで造っていた面を5inで作業しメリハリを強調すると共に、全体を薄く、より鋭く食い込みよいエッジとしています。

ハンドル成形は8角を基調に。
しっかりと面を作りながら構成します。
ハンドルには24季さんのスタビライズドウッド(メイプルバール)を使用しました。

昨年の『Raven(#416)』 の比較的直線的なそれに比べると、おおらかな合流部です▼
ここのセクシーなラインは#446 迦楼羅/Garuḍa 6+ へ繋がります。

昨年の『Raven(#416)』 の比較的直線的に比べると、おおらかな合流部です。
このイメージとして、出来るだけ厚みは避けたかったので4.5mm使用。
素材の風合いもあり、手に馴染む仕上りです
面が大きいように見えますが、すっぽ抜けしないよう出来てます
レザーシース。

available 145,000-yen (※都合によりお渡しは少々お待ち頂きます。)
お問い合わせご購入はフォームからどうぞ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました