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VTR編---
ここでは、Riverdanceをはじめとするモダンスタイル・アイリッシュダンスショーやタップダンスなどの映像について、PAL方式ソフトの再生に絡めてまとめています。内容は逐次追加していきます。
(興味のある方は、[Air][Lord of the Dance Japan]へお越しください)

輸入PALソフトを見るには?

VTR編 DVD編

意識してはいませんが、
日本(や北米)のテレビはNTSCというテレビ方式なのです。
NTSC方式のビデオデッキ
+
NTSC方式のテレビ

これに対して
欧州などではPALというテレビ方式です。
(SECAMというのもありますが、とりあえず気にしなくて良いと思います)

すなわち・・・
アイルランドや英国の方の標準構成は
PAL方式ビデオデッキ
+
PAL方式のテレビ
となるわけです。

 (放送電波の周波数に関わるチューナー部分のことは別として)
 日本のNTSC方式のテレビを欧州に持っていっても、PAL方式には対応していないので見ることが出来ません。
 録画されたビデオテープで言えば、NTSCとPALではビデオテープの物理的な規格(VHSですから)は同じですが、信号面では互換性がありませんので、NTSCで記録された映像を見るためにはNTSC対応の、PALにはPAL対応のビデオデッキ(=プレーヤー)やテレビ本体が必要になります。

 日本国内で通常出回っているのは、NTSCのみ対応のビデオデッキですから、当然PALの信号は読めません。
(ところで、PAL方式の英国などではNTSCのテープが読めちゃうらしいですね。)
 でも「わざわざPAL専用のセットを揃えるのはちょっと、、、(*_*)」と言う方(普通はそうでしょう)には、PAL<->NTSCの変換をしてくれる有料サービスもありますから、これを利用するのが良いですね。
 料金は1本あたり2000円〜位でしょうか?送付して依頼の場合には更に送料がかかります。
 検索すると業者さんがたくさん出てきますから、近くの業者を選ぶと良いでしょう。

 「おいらはこれからもPALの映像が増えそうだなあ、、、デッキも古くなったことだし、この際、買い換えようかな・・・」という方は、思い切ってPAL対応システムを考えましょう。
 そうは言っても現地のようなPAL専用システムを(現在とは別に)持つわけではありません。

  1. マルチシステム・ビデオデッキ」を購入し、「システムコンバーター」を介してNTSC-TV(今使っているTV)で見る
  2. 「マルチシステム・変換・ビデオデッキ」を購入し、NTSC-TV(今使っているTV)で見る
  3. マルチシステム・ビデオデッキ」+「マルチシステム・TV」で見る
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今使っているTVの構成を工夫してやればいいですが、
PAL専用機種をわざわざ購入するのは無駄ですから

組合せ-1.

マルチシステム・ビデオデッキ
NTSC/PAL両対応デッキ


システムコンバーター


NTSC(今使っている)テレビ

が現実的です。
**************

 「NTSC/PAL両対応デッキ」(あるいは「PAL方式ビデオデッキ」)は、PALの信号を読むためにはどうしても必要になります。でも、それだけではPAL信号を読みとっただけで、今使っているNTSCテレビに映し出すことは出来ませんから、そのためにPALをNTSCへ変換してくれる「システムコンバーター」と言うモノが必要です。

 でも、これではテレビの周辺が箱だらけで嫌だな、、、と思う方にはシステムコンバーター内蔵のAIWAワールドワイドビデオ HV-MX100(最近になって販売終了した模様です。)などという優れものもあります。
 この他サムスンにもコンバーター内蔵のワールドワイドモデルがあります。

これなら
******************************************
2.

マルチシステム・変換・ビデオデッキ


NTSC(今使っている)テレビ

という具合ですね。

.実はワタシも買ってしまい、現在の接続は

普通のビデオデッキ
(NTSC)

AIWA HV-MX100 マルチシステム・
変換・DVDプレーヤー
+ +

NTSCテレビ

という風になってます。
(結構快適)
変換する際に画質が落ちてしまいますが、それはしょうがないと割り切ってます。
 そこが「許せない!」って思ったら、、、

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3.

マルチシステム(NTSC/PAL両対応)
・ビデオデッキ
などのNTSC/PAL出力機器


NTSC/PAL両対応
マルチシステム・テレビ

と言うように、テレビそのものをPALに対応させる必要があります。
まあ、必要があるって言うか、この方が間違いなくストレス無く見られますよね。
(ただし、二ヶ国語とかには対応してません)

 ワールドワイドモデルは国内一般販売製品ですが、コンバーターを内蔵していない「PAL/NTSC両対応デッキ」は(国内向け製品では何故か存在していないため)輸出モデルとかツーリストモデルと言って、製品の輸出許可を得ているお店でなくては扱ってくれません。
 このような製品ですと説明書なども英語やフランス語だったりしますし、サポートの不安もあります。また、電源プラグが違ったり電源電圧が違うので変圧器も必要になる場合がありますから、可能な限り、前述のような一部メーカーから正規に流通している国内品を選びたいです。
 予算の関係などから輸出モデル等を選ぶ場合は、電気街などにある小さくても輸出品を扱うお店やツーリスト向けインフォメーションカウンターのあるような総合大型店で相談すると良いでしょう。
 中には、取り寄せになっても通常品と同じくらいに割引しているところもあります。
 その際、保証書が日本国内で通用するのか、または有償でもサービスステーションで修理を受け付けてもらえるのかどうか、確認しておいた方がよいですね。

(※ 内蔵単体問わず、コンバーターを使用した場合は、信号を変換している都合上、確実に画質は落ちます)


故障や買い換え、DVD接続、ダビングなどの汎用性を考えて

NTSC(今使っている)
ビデオ

+
マルチシステム・
ビデオデッキ


+

システムコンバーター

+

NTSC(今使っている)テレビ

の組合せが一般的(無難)かと思いますが、
コンバーターが25000円位、
マルチシステムTVが30000円〜
ということを考えると、、、
予算が許せば

NTSC(今使っている)
ビデオ

+ マルチシステム
・ビデオデッキ
+ +

NTSC/PAL両対応
マルチシステムテレビ


で組んだ方が画質は良いと思います。

なお、安い物はモノラルだったり、PALの2倍速/NTSCの3倍速に対応していなかったりします。


---Fujie