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Nikkor アーカイブ

2008年12月06日

高感度は高速

風が強いときでも高速シャッターが切れるのは心強いですよ。
DSC_0180.jpg
 D700 + AiAF28-105mm F3.5-4.5D
 最新のレンズでなくとも、既にラインナップ落ちしたレンズでも十分楽しめます。
 例えばこのAi AF Zoom Nikkor 28~105mm F3.5~4.5D(IF)ですが、たしかF100に合わせて発売されたレンズです。
 広角から頻度の高い中望遠までをカバーして、9枚羽根円形絞りでF値もまずまずと使い易いく「コレ1本」なレンズですね。
 この光学系でAF-S+VR化してもらえたら、嬉しいんですけどもねえ。

 欠点と言えばズーミングで前枠が回転すること。
 これはPLフィルターを多用する際には大きな問題となりますが、それでもフォーカスリングに合わせて回転するわけではないので、まだ救いはあります。
 もう一つの欠点は、有名なこのフード HB-18
 巨大な割には効果が薄く、不格好なフードでした。

2008年08月20日

アマガエル

まだ若いアマガエルが、ハマナシの葉をよじ登ってどこかへ向かっています。
棘に覆い尽くされた枝や幹を避け、葉っぱから葉っぱへ。
飛び越えるてっぺんの花の、その向こうに何が見えているのでしょうか。

_DSC4581.jpg
 D200 + AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G

2008年08月19日

ハマナシ白

 以前に古ーい世代のAi Micro 55mm F3.5で撮ったハマナシは赤花でしたが、こんどは比較的新しいVR Micro105mm F2.8G(手持ちのマイクロニッコールでは最新)なので(?)、白花を撮ってみました。
 樹全体ではもう実が赤く色づいているんですけれど、まだ花で我慢。
 と言うかまあ、引いて実を画面に入れると難しいんですわ、、、

シロバナハマナス Rosa rugosa alba
 ほんのりと優しく漂ってくる甘い香り、そして潔い白。
_DSC4543.jpg
 D200 + AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G

2008年08月17日

バレンシア+VR105 /5月

そういえば買ったんですわ、VR 105mm F2.8G
VRと言っても近距離では効きません。
出てくる画は、あまり変わりませんかね?
でも最近のレンズらしく、抜けがいいような気がします。
_DSC4447.jpg

2008年05月07日

休日

遅ればせながらの連休を取っています。
ようやくスタッドレスタイヤからノーマルに交換して給油と洗車、それにしてもガソリンが高い・・・プレミアム指定なので尚更、懐に響きます。
風呂場のカビ取りもして、布団も干して、床屋へ行って髪の長さを半分に。

注文しておいた中古のニッコール、Ai Micro 55mm F3.5とAi Micro 105mm F4sを引き取りにキタムラへ。
 庭で咲いていたハマナス(ハマナシ)
_DSC4402.jpg
 Ai 55mm F3.5
 f/8 1/30sec D200
なるほど、良い描写をします。

2008年04月10日

マイクロニッコール 2本

標準域のMicroNikkor いずれも世代的には旧タイプと呼ばれるかと思われますが、どっこい、どちらも現行機種です。

D200
ISO100 RAW
ホワイトバランス:オート
CaptureNXにて現像
1600x1071にリサイズ(クリックで拡大)
被写体は再びローズマリー(自宅庭にて)

Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D
_DSC4001.jpg


Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S
_DSC4009.jpg

Ai-s55mmの方がややアンダーですが、現像時の補正はせずにそのままにしてみました。
(AF60mm2.8Dの方はExifに実効F値が記録されています)
Exif
60mm
 露出時間 : 1/160秒
 レンズF値 : F3.2
 露出制御モード : 絞り優先AE
 ISO感度 : 100
 自動露出測光モード : 中央重点測光
 レンズの焦点距離 : 60.00(mm)

55mm
 露出時間 : 1/160秒
 レンズF値 : F2.8
 露出制御モード : 絞り優先AE
 ISO感度 : 100
 自動露出測光モード : 中央重点測光
 レンズの焦点距離 : 55.00(mm)

中央の花にピントを持ってきましたが、描写はどちらもシャープで、また周囲のボケ具合も優しく嫌みのない表現です。
手前でアンダーに落ちてボケている花が妙にベッタリした感じなのが気になりますが、どちらの画像も同じようになっていますから、これはおそらくD200の仕業でしょうか。

じっくり見ると、AF60mm2.8Dも悪くないですけれど、やはり、Ai 55mm2.8sの方がシャープですね。
近接撮影ではどのみちマニュアルフォーカスですので、シャープネス優先ですとAi55mmをお薦めしたいですが、CPU搭載のDタイプ以降の場合には距離情報を加味して露出の演算をしてくれますから、出来るだけ露出はカメラに任せたい、という方は、AF60mmD、若しくは新しいAF-S60mmGタイプが良いでしょう。
かく言う私も面倒くさがりなのでついついAF60を持ち出しますが、あらためて55mmを見ると、ちょっと考え直さないといけないかな、と感じます。

f=5.6に絞った画像を見てみます。
AiAF MicroNikkor 60mm F2.8D
_DSC4026.jpg

Ai MicroNikkor 55mm F2.8s
_DSC4020.jpg

(上)AiAF MicroNikkor 60mm F2.8D
 露出時間 : 1/160秒
 レンズF値 : F5.6
 露出制御モード : 絞り優先AE
 ISO感度 : 100
 自動露出測光モード : 中央重点測光
 レンズの焦点距離 : 60.00(mm)

(下)Ai MicroNikkor 55mm F2.8s
 露出時間 : 1/125秒
 レンズF値 : F5.6
 露出制御モード : 絞り優先AE
 ISO感度 : 100
 自動露出測光モード : 中央重点測光
 レンズの焦点距離 : 55.00(mm)

風が吹いてピントの位置がずれてしまったのが悔やまれます。
絞り込んでの比較はまた条件の良いときにやってみたいと思います。

2008年04月09日

50mm 2本 その1

ニッコールレンズ発売75周年ということで、ブランドサイトNIKKOR [www.nikkor.com] がオープンしましたね。

さて、新しいAF-S MicroNIKKOR 60mm2.8G ED [nikon-image.com] はどうなんだろう? と気になる今日この頃ですが、まずはと言うか、とりあえず手持ちのレンズで色々と撮り比べてみました。
特徴の出やすい条件とか撮り方とか、分かり易い後処理なんてこともやればやったで色々あるのですが、なるべく条件を均一化する方が少々玄人っぽいかも知れんなぁー、などと下心も出たりしまして、現像時の処理は、露出補正と若干のホワイトバランスの修正に留めてあります。
雲が流れて陽が差したりかげったりの条件なのに、ホワイトバランスオートで撮ってしまったので合わせるのが大変

カメラはD200、ISO100のRAW撮り、現像はCaptureNXにて
ホワイトバランス:オート
1600x1071にリサイズしてあります(クリックで拡大します)

まずは50mmを2本。

Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF [www.cosina.co.jp]
_DSC3983.jpg
ニッコールと言いながらいきなりツァイスですが、どうでしょうか。
どうでしょうか、ってまあ、こんなもんですけど。
描写を見るためですから敢えて開放ですが、独特のボケですね。
直後に確認したときには、一瞬いわゆる「ぐるぐるボケ」か?と思ってしまいましたが、さすがにそれはなかったです。ただ、使い方を間違えると汚い画になりそうです。
それと、シャープネス云々よりもフレアというか滲みが目立ってしまいました。
こちらもはじめは、ピントが来てないのか?ブレななのか?と悩みましたけれど、開放での癖のようです。
F1.4の大口径レンズですから、こういう撮り方をすると仕方ないのかも知れません。
意外ですが、最短距離付近ではこれを生かして幻想的な近接撮影が良い結果を生みそうです。
Exif
 露出時間 : 1/350.0秒
 レンズF値 : F1.4
 露出制御モード : 絞り優先AE
 ISO感度 : 100
 自動露出測光モード : 中央重点測光
 レンズの焦点距離 : 50.00(mm)

Ai AF NIKKOR 50mm F1.4D [nikon-image.com]
_DSC3996.jpg
AFニッコール50mmF1.4ですが、取り立てて特徴的な描写はなく、非常に素直でまとまったレンズです。
優等生的で、まさしく標準レンズらしい画ですね。
プラナーと比較するつもりがF4.5で撮ってしまい、今回は比較というより紹介ってところでしょうか。
AF-Sでない普通のAF Nikkorですが、素直で使い易いレンズですし価格も手ごろですので、1本持っていて損はないと思います。
ちなみに、上部中央やや右よりの所にある赤茶色の汚れみたいなものは、樹幹に巣を作って待ちかまえている蜘蛛です。
指標にしようかと思って入れてみたのですが、ちょっと中途半端なコトしてしまいました。

Exif
 露出時間 : 1/40秒
 レンズF値 : F4.5
 露出制御モード : 絞り優先AE
 ISO感度 : 100
 自動露出測光モード : 中央重点測光
 レンズの焦点距離 : 50.00(mm)

この2本のレンズ、また後日あらためて同条件で比較してみます。

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