未踏の領域
本当に発表されましたねえ。
『D3s』
無印『D3』から2年ですね。
昨年12月の『D3x』の時から希望を込めた「うわさ」が一人歩きしていましたけれど、ここでセンサーを新しくして登場です。
Nikon | ニュース(報道資料):デジタル一眼レフカメラ「ニコン D3S」を発売もうね、常用感度がISO200-12800なんて!
PRESS RELEASE/報道資料]
ISO 12800 までを常用感度域とし、さらにHi3(ISO 102400 相当)までの増感も可能
ニコンFXフォーマットの新フラッグシップ、プロ仕様のオールラウンドモデルデジタル一眼レフカメラ「ニコン D3S」を発売
2009年10月14日
(略)
「D3S」は、新開発のニコン FXフォーマットCMOSセンサー(撮像サイズ 36.0×23.9mm)を搭載し、有効画素数は12.1メガピクセル。また、ISO感度は 200~12800 まで常用感度域を拡大し、「D3」の常用感度の上限ISO 6400 からさらに進化。低光量下でもノイズの影響を最低限に抑えた、高感度低ノイズ撮影を可能にしました。
また、動画機能「Dムービー」を搭載。(略)
● 発売概要
商品名 デジタル一眼レフカメラ「ニコン D3S」
希望小売価格 オープンプライス
発売予定日 2009年11月27日
まさしく桁違いですね。
D3やD700だって相当なバケモノですけど、それを更に進化させた超弩級モンスターですよ。
バンクーバー五輪に向けての強化なのでしょうか。
画素数を上げずに感度で攻めてきた、というのがニコンらしいですね。
DXモード時の画素数(24×16、5.1Mピクセル)を考えると、感度を押さえてもう少しが素数を増やすという選択もあったでしょうし、それを求めている人もいると思いますが、ニコンの答えは感度の強化でした。
そしてその代わりなのでしょうか、1.2×((30×20、8.4Mピクセル)フォーマットも選択できるようになっています。
残念ながら今回も、フォーマット固定で画素数を恣意的に変更させるようなモードは搭載されていません。そういった操作はソフトで対応してね、という考えでしょうかね。
公式のサンプルを見ると、さすがに12800感度ですとかなりのザラつきを感じますが、薄暗がりの低照度条件でシャッター速度を稼いでいます。
D700を使っていて、薄暮でもピントが迷わずに決まるということに感心します。
このセンサーが更に高感度に強くなってと言うことですから、「月明かりで望遠が振り回せる」てなことになるわけですね。
なんというモンスターか。。。