覚めないうち、とか言ってる場合じゃないです。
1月も過ぎ、大阪公演開幕して・・・立春過ぎちゃいました? とかやってるうちに、既に大阪も千秋楽を迎えてしまいました。
クリスマス・イブからクリスマス本番とかをサラッとやり過ごしたと思ったら、そのまま年末進行やら新年特別体制、不況だとか何とかショックだとか言いながらも前代未聞?の「円高」と来りゃあ輸入ですよ輸入!などと叫びながら日々が過ぎつつ、、、、
そんなこともありながら夜は調べ物したり昼は仕事したりで、頭の中がゴチャゴチャ。
なんだか今回の夜会は色んなことが含まれているような気がして、整理が追いつきませんです。
12月5日にも書いたとおり、初めから疑問が沢山。
「夜物語」?「今晩屋」?「元祖」?
「裏切り」?「除夜の鐘」??
何故に「風呂敷」??どうして「カステラ」???
そんなわけで再び特製カステラ。@携帯電話
まあ、遅まきながらですけれど、薄れる記憶を叩いてひねって呼び起こしながら、冬の夜長?に行けるところまで行ってみましょ。
そんなわけで、 再会 ▽オープニング▽
で、曲数多いです。
大曲は無いですけれど、耳に残る、印象に残る曲ばかり。
ちゃらちゃら
ほうやれほ
らいしょらいしょ×3
安らけき寿を捨て
海に絵を描く
愚かな禿
紅蓮は目を醒ます
私の罪は水の底×2
赦され河、渡れ
十二天×2(ウチ一つはオープニングのインスト
十文字
天鏡
都の灯り
逃げよ、少年
百九番目の除夜の鐘×5
夜いらんかいね×2
夜をくだされ×2
幽霊交差点
憂き世ばなれ
有機体は過去を喰らふ×2
旅支度なされませ×3
暦売りの歌×2
オープニングから順番に行きましょう。
"第1幕"
ほぼ定刻通りの、20時開演。
ベルでもブザーでもなく、鐘の音が響きます。
「鐘」と言ってももちろんカリヨンなどではなくて、「梵鐘」です。
同時に水音(鐘と同時に聞こえ始めるのは多分録音)も響きます。初めは雨音かと思いましたが、幕が上がると中央に「古寺」、そして寺を囲む雰囲気で両翼の岩肌を「滝」のように水が流れ、綺麗な水音を立てています。水量的には滝というよりも沢水(岩清水よりは多目)といった感じですが、3-4m上から岩肌を打ちながら流れ落ちてきますので、その音と共に「滝」と行って良いと思います。
さて、『ご~ん』と響いて幕が上がると、前に低く奥に高く傾斜した舞台があり、中央に「寺」(と言うより「庵」か?)が、高欄を備えたおよそ三間ほどの敷舞台様の上に見えます。
中央の敷舞台中央に階段がありますが、全体の傾斜した舞台にも高欄と、前列(客席)側中央に階段があります。敷舞台を寺の縁側と観れば、舞台の高欄と階段は差し詰め山道でしょうか。
(この舞台の下にミュージシャンがいます)
この造りから既に二重構造のような気がします。
また中央の、「寺」の乗る部分を敷舞台と考えると、この上でのことは雅楽や能楽、奉納舞などのように何かしらの意図を持って演じられるのか?とも深読みできたりします。
そして、長くなるので、つづく。。。