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2007年11月07日

「中島みゆきコンサートツアー2007」 11月6日

  [miss M.]

東京国際フォーラム ホールA
17:30会場 18:30開演
_DSC0658.jpg
 D40 + 45mm2.8P
腹ごしらえして17:30過ぎフォーラム着。

いわゆるネタバレになりそうなことは<本編には>書きませんが、気になる方は「続きを読む」もどうぞ。

さて、程良く流れる列のあとについて入場し中央階段を上がりますと、何やら左右に長蛇の列。
向かって左がCD・DVD、右がツアーグッズ と商売繁盛です。
恒例となりました「おたよりコーナー」用の記入スペースもありましたが、良いネタを思いつかないので素通り。

中島みゆきコンサートツアー2007スタッフBlogにて既報の映像収録DVD化の張り紙もありぃの、三代目魚武濱田成夫直筆「I Love You, 答えてくれ」題字オリジナル(でかい)が額装されて飾られておりぃの、、、なにかと賑やかでございます。

CD・DVDは先着??名はミニサイン色紙がもらえるとあって「さて今回も♪(もらおうか)」と思い並んだものの、はて、今更買うタイトルが、無い。
コクーンでの夜会の時などは結構あっさりもらえたんですが、競争率が上がっているみたいですね。
そんなことも考えて早々離脱。
反対側に並び直してとりあえずパンフレット購入ですが、3000円、高い。
まあ、数年に1冊の御真影集・・・もとい写真集と思えばまあ、、、それに今回はミュージシャンも大所帯だと聞きましたので、それならしょうがないと納得させて清水の舞台から・・・それは大袈裟。
まあ、この手は何れにしても買うんですけど。

それで今回のパンフレット、演奏曲が載っていません。
前回2005年のツアーの時には、アンコール曲までしっかりと印刷済みだったのに、今回は載っておりません。
良いか悪いか議論はありそうですが、でも実際ステージを観ると、これが演出上必要な事だったと分かります。
いえご心配めさるな、演目セットリストは終演後に張り出されます。
メモ用紙とペンを握りしめてステージを観るなどという無粋なことはしなくて大丈夫です、ご安心あれ。

開演は10分ほど押しましたでしょうか、中島みゆきコンサートツアー2007スタッフBlogでも紹介されていました真っ赤なギターケースがステージ中央より回収されて、開演。
始まってからは独特の中島ワールドです。
しかし今回は特に後半、滅茶苦茶声が出ております。
素晴らしいコンディションです。
いつもの軽いトークで笑わせておいて、こちらが油断したところへ、ずどんと来ます。
いつの間にか涙が流れている、そんなことの繰り返しで、気が付いたらラストでした。
これは是非ともDVDで発売してもらわねば。

その前に12月の国際フォーラム、何とかしてまた行きたいです。

(以下ネタバレとなります)


さすがにトークの内容までは書きませんけれど・・・

演奏曲セットは日替わり?(おそらく2パターンらしい)
11月6日セット

御機嫌如何
1人で生まれて来たのだから
あなたでなければ
一期一会
with
ホームにて
命の別名
ララバイSINGER
 ~アザミ嬢のララバイ
宙船
昔から雨が降ってくる
唇をかみしめて(曲:吉田拓郎)
ファイト!
誕生
I Love You, 答えてくれ
ボディ・トーク
重き荷を負いて
Enc
 本日、未熟者
 地上の星
 背広の下のロックンロール

「御機嫌如何」の懐かしいイントロに乗って、登場はいきなり深紅のドレス!
相変わらず細いです。
いつもながら本当に赤のドレスが似合うのですが、冒頭からこのキメの衣装とは驚きました。
出だしの3曲は少々か細い気もしましたが、中盤以降は安定して来ます。
「with」では指文字を。
w・i・t・hだけ簡単に説明してくれて、後は・・・なんて感じでしたけれど、歌いながらしていた指は、「with L・O・V・E 」でしたよね。
そしてトークをはさみながら「ホームにて」
うーん、この選曲は渋いです。思わずイントロで涙が流れてしまいました。
そしてプロジェクトXネタで盛り上げておいて、なんと「命の別名」です。
また泣きます。目の前で歌い上げられますと、どうにもならんです。

「ララバイSINGER」で以前から話の出ていた「アザミ嬢のララバイ」とのシンクロ、三十ン年の時空が繋がります。
一瞬伴奏が間違えてしまったのかと思いましたが、なかなかお洒落な演出です。
続く「宙船」はTOKIOに曲提供する話からですが、コーラスの宮下文さんの熱唱が素晴らしい。
イントロ~前半はTOKIO版の「宙船」、そして中島みゆき版の「宙船」で締めると、これもなかなか乙な構成でした。

夢~デ・ジャ・ヴのお話から始まったのは、何と!拓郎の「唇をかみしめて」
初めてですよね、他人の歌を歌うのは。
病気、手術、体調不良、、、色んな意味があるんでしょうか、エールかな?
何かすごく愁いのある歌い方で、違和感なく、しっとりと歌い上げます。
 ♪ええ加減な奴じゃけぇ 放っといてくれんさい
放って置けないですよ。拓郎さん、はよ良くなってくれんさい。と、また涙。
そしてそのまま不思議なベースの音色、、、??何だろう?といぶかっていると歌い始めたのはこれまた何と、「ファイト!」です。
優しく、そして次第に力強く、fff へ。
もうね、涙が止まりません。
しかもこれに「誕生」が続くわけですから、ここまでで既に神懸かり的なステージです。

終盤はほぼ全開のまま一気に流れ、宴もたけなわですが・・・の言葉で時間の経過を知ります。
アンコールに掛かった「地上の星」はこれまでにないアレンジとなり、更にロックな仕上がりで、これは本当に格好良かった。
そしてラスト、「背広の下のロックンロール」で1階席はほぼ総立ち。
(2階席は見えないので)
みゆきさんのコンサートでは珍しいことですが、でも、確かにそれ程の内容でした。
本当に素晴らしいステージでした。

それと、、、
(ギリギリで押さえますけれど、これからの方は読まない方が良いかも知れません)
「I Love You, 答えてくれ」の前に、『おみやげ言葉』というものをいただきました。
ああ、何と言うことか。
不覚にもその一言でまた泣いてしまいました。
もしこんな事を言われたら泣き崩れてしまうだろうな、と思っていたことを、実際に目の前のみゆき嬢の口から言われてしまいました。
瞬間的に涙があふれてしまいました。
あの一瞬は忘れられません。

これから行かれる方も是非、受け取ってきてください。

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2007年11月07日 20:07に投稿されたエントリーのページです。

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