先日の詳細不明洋ラン2株、購入元業者さんに問い合わせたところ正体判明。
「M clyde Des saines」
Masdevallia Clyde Des Sain
Angel Frost X racemosa (1991) van Adrichem, P.
「マスデバリア [google.co.jp] 」という属(Masd)なそうな。
いわゆる「クールオーキッド[google.co.jp] 」です。
花子がいど -マスデバリア-夏になったら保冷ショーケースに入れて貰おうかな?
自生地は赤道直下のアンデス山脈の高原地帯。
年間気温が一定していて平均15℃前後。1日の気温差が10~15℃。
霧や雲の多い雲霧林地帯に生息しています。
日本でこの環境を保つ為には、冬の寒さと夏の暑さ、とりわけ夏の暑さから
株をどう守るかが栽培のポイントです。
花子がいど -マスデバリア-保冷庫を利用しながら10度の温度差を演出するってのは、かなりキツイかも。
理想的温度
低温~中温度(7~20℃)で管理できれば無難で、10℃前後がベストです。
赤道近辺の高地に生息するものがほどんどなので、季節による温度差を必要とはしませんが、
他の蘭と同様に、生育・開花のためには、5~10℃の昼夜の温度差が必要です。
脳味噌クールにして考えないと答えは出ないな、ダジャレ抜きで。
「Onc. Lanvada」
→ (Bllra.Vashon x Onc.ornithorhynchum)‘Lambaba’
×「Lanvada」
○‘Lambaba’ なのでした。
そうは言っても?「Lambaba」でググっても出てくるのは'Sesame Street'ばかり。
園芸業界って正規の品種名じゃなく「流通名」なんてのが多用されるんですが、少なくとも蘭に関してはルール違反ですよ。
混乱するだけなので、こういった「表記間違い」は止めて欲しいです。
まあ花自体はキレイだし、オンシジュームだからこちらは何とかなるでしょね。