先日のThinkpadキーボード不調の件です。
16日にIBM スマートセンター(旧サービス・センター)に連絡、17日にネタにして、18日にはキーボードユニットが届いちまいました。
[写真 1]
こんな梱包です。
あっさりスッキリ。
[写真 2]
クッション材に保護されたキーボードユニットと、注意事項の書かれた紙(A4)、作業説明書(A4)、文字無し図解(A3)、返送用伝票(クロネコ着払い)
[写真 3]
こんな状態です。 ユニットと、その下にビスが3本。
[写真 4]
キーボードユニットの取り外しは底面より指定のビスを抜き、ユニットをディスプレイ方向にずらすだけ。
指定ビスはキーボードの絵記号がある3本。
隣の数字「3」はビスのサイズでしょう。(後述)
[写真 5]
キーボードユニットをずらし手前側を浮かせると、そのまま外れます。
この図面の「B」ですね。
[写真 6]
システムボード(マザーボード)にフレキシブルケーブルで接続されていますので、そのコネクタを外すだけ。
ただしコネクタ部分に「押さえ」のゴムパーツがありますので、これを持ち上げてから。
外すのは簡単、差し込むのはちょっと手間取りました。
[写真 7]
新旧のキーボード比較。電源スイッチのあるプレート部分が違います。
手前(上)が元々のキーボード。
新しいのはつや消し梨地仕上げです。
[写真 8]
オリジナルはThailand製、交換ユニットはChina製。
まあ、いまやレノボですからね。
[写真 9]
底面にはこんな「絵」がありまして、Actual Size になっています。
上が元々のビス、下が新しいキーボードに付属していたもの。
長さが違う・・・でもキチンと固定されます。
という事で、作業時間およそ15分。(同梱書類確認含めて)
翌日には交換した旧キーボードを返送して終了。
PC Care(拡張保守サービス)扱いですので、送り返さないとキーボードユニットの「購入」と言うことになるらしいです。
請求書が来るのかな。(そこまでは確認していません;;)
何に一番手間がかかったかと言えば、スマートセンターに電話して症状を確認すること。
これが電話で30~40分(かな?)掛りました。
今回の機械的不調について、私自身は実際の使用時とWindows上の"PC-Doctor"で確認していたのですが、スマートセンターの指示はBIOSから確認せよと・・・
その指示通り進んで---何故か途中で「Enter」キーが効かなかったりややこしい場面もありながらも進めて行きますと、あらびっくり!"PC-DOS7.0"(あれ7.0だったかな?)が立ち上がり、そこから内蔵のシステム診断ツールを起動して確認するというわけです。
WindowsのAPIやらドライバなどを咬まさずに、直接H/Wを叩いて確認するみたいですね。
もしかしたらネット経由のリモートで入るのかしら?などと思っていました。
そして、不具合を確認したら「自分で交換しますか? それともピックアップしてサービスセンターでやりますか・・・その場合は1週間らから10日ほどですが?」とのこと。
まあこれまでThinkpadは散々いじったりバラしてきましたので勿論自分でやるわけですが、一応保険をかける(って程でもないですが)つもりで、「それ難しいですか?」などと聞いてみますと、こちらのページ [レノボ IBM サポート-部品情報] を案内してくれました。
(今回同梱されていた作業マニュアルはこのページでした)
つまり「超簡単」という事です。
電話かけて状況を確認する作業も、単に時間が掛るだけで、以前のように「アレやりましたか?コレ確認しましたか? これを確認してみてください、それやってみてください・・・」なんて事は無し。
H/W障害ならそれを確認する手法がきちんと組み込まれていました。
まさに「案ずるより産むが易し」です。
昨年、デスクトップVAIOを修理に出した(DVD-Rトラブル)時には要領得ないサポートに時間が掛り無駄な時間と手間を費やしました。
光ドライブくらい送ってくれれば自分で交換しますのに、駄目ですってさ。
結局その時はサポートセンター送りだったのですが、ピックアップに来た日通のスタッフがやけに厳重に梱包するので尋ねたところ、「航空便で送りますから」え?何で?「Sonyのサービスセンターは千歳ですから」ですって・・・IDEのドライブくらい、送ってくれれば自分で出来ますのに、ねえ。
やはりトラブった時の対応って重要ですよね。
これでまた次に買替えるときも、Thinkpadが第1候補となります。
(当分替えられないでしょうけれど)