ただ今(2006年1月14日23時24分) 日本テレビで「ジェネジャン!」ていう番組やってまして、これがNHK教育(でしたっけ?)でやっていた「しゃべり場」のそっくりさんみたいな番組。
まあ、「しゃべり場」も実は1-2度しか見た事無いんですけれど・・・
(もっと言うと、通して見た事なんか一度もないですけど)
で、内容が『命 スペシャル』とか。
自殺したい人とか、病気になってしまったけれど死にたくない人とか(死んでしまったようだけれど)、
しかめっ面で聞いている芸能人とか、、、
思いとどまらせようとしているのか、ただ説教したいだけなのか、、、
忘れるとか忘れないとか、何をしたとかしないとか、、、、
何それ?
お互いの考えをぶつけ合い、徹底的に話し合って解決を見出そうではありませんか!
答えなんか出ないよ。
(あ、終わった。)
所詮は出演者の自己満足の世界みたいだぁねぇ。
薄っぺら。
特に東大出身の何とかってムーンフェイスの男。
一番の薄っぺらは制作側の人達なんだろうけど。
結局は「他人事」だよね、画面のこちら側で見ている方は特に。
テレビでやる必要なんか全くないでしょ。
観ている人間が、どれ程真剣に考えるかな? どれだけ理解出来る? 出来ないんじゃないかな。
「死にたい」ってほざいている奴らが何故そう思うのか、似たような精神状態になった人ならもしかすると分かるだろうけれど、普通は伝わらないわな。
また止めようとしている?側がおそらく分かっていなくて、情け無い位トンチンカンな発言まで出てきたりして、観ているこちらが恥ずかしいですよ。
ただ、宇梶さんは人の話をしっかり聞くね。
それで、聞き方も上手いし、変に決めつけもしない。
なるほど、こういうところから慕う人も多いんだろうか。
それでね、確かに考える事ってとても大事なんだけれど、、、みんなで好き勝手言った挙げ句に理解し合えたら素敵だし、それは、お互いの関わり合いにおいて大切だと思うんだけれど、
けど、どうしようもないよね。
分かんない人には分かんないっしょ。
無理されても、辛いよ。
「理解しようと努力してくれている」の本気だと思うし、とても感謝さえするけれど、なんかさ、辛いね。
考えれば考えるほど、自分を追い込んでいくタイプの人間に考えさせたらどうなる?
若い女性の自殺志願者?は、最後にコメントを求められて、挙げ句にテレビなりの発言をしてましたけれど、本心かなあ。
とにかく自分の事が嫌いで、どうにもならなくて、死にたいって言う彼女。
ああいうタイプはその「場」に合わせてしまう傾向があるから、分かんないですよ。
結局さ、「他人の命は大切」。
それは間違いなく、本心からそう思っても、でも「自分の命は・・・」なのよ。
「他人」と「自分」が同じラインにはいないから。
「自分」が「他人」を思っている程、「他人」は「自分」を思っていないとか、
「他人」が頑張っている程には「自分」は頑張れていないとか、
「他人」が必要とされていても「自分」は必要とされていないとか。
・・・まあ、そんな比較論ばかりでもないんだけれどね。
「こうやって関わった以上、あんたが死んでしまったら後悔する」って言われて、その事はしっかりと理解出来るだろうし、泣きたいくらい嬉しいかも知れないだろうね。
でもそれで、「ああ、やっぱり歯を食いしばって頑張ろう」とは思っても、死んでしまいたいと思う気持ちを押さえ込めるとは限らない。
それが辛くてさ、また自分を追い込む奴もいるよ。
難しいよね。
別に、偉そうに論評するつもりもないけれど、テレビ討論で混乱させるくらいなら、精神状態の改善の為にカウンセリング受けさせたらどうかなぁ、ってね。
こういう事を書くと聞かれそうなんで予め書いておくけれど、
「じゃあ、お前はどうなんだ?」って問われても困るよ。
分かるワケ無いでしょ、だっって、所詮は「他人事」だもの。