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2005年01月29日

力(チカラ)の使い方

  [diary]

欧米の人達にとってアフリカが非常に近い場所であること、そしてそれが根元的な解決にはならない事、を除いても、こういった行動は時として羨ましく思います。

金持ちが金の使い方を心得ている、と言うことでしょうか。
もちろん古くからの社会的制度や階級などによって成立してきた背景などもあります。
口の悪い人からすれば、売名行為だとか偽善だとか、色々とあるでしょうが、それでも彼女の行動によって得られた成果は少ない物ではありませんでした。

MSN-Mainichi INTERACTIVE ヨーロッパ S・ストーンさん:数分で100万ドルのアフリカ支援集め
 【ダボス(スイス)福本容子】「タンザニアに1万ドル(約103万円)寄付します。賛同の方は今すぐ立って」--。世界経済フォーラム年次会合(ダボス会議)3日目の28日、貧困支援の資金問題を話し合う討論会で、「氷の微笑」などに出演した米女優シャロン・ストーンさんが突然立ち上がり、場内の参加者にアフリカのマラリア対策支援への寄付を呼びかけた。数十人がその場で応じ、わずか数分足らずで、100万ドル(約1億300万円)以上の支援が集まるというハプニングになった。
 ストーンさんは、これまでエイズワクチン研究のための資金集めにかかわっており、同じくハリウッドスターで活動家のリチャード・ギアさんやアンジェリーナ・ジョリーさんらと討論会場に来ていた。  討論会最後に、フリスト議員が100万ドル以上の資金が集まったことを発表すると、会場は拍手に包まれた。 毎日新聞 2005年1月29日 10時09分

ことあるごとに行われる救済エイドなども、社会の成熟の成果だと思います。
日本であれば、所属会社やエージェント、プロモーターなどとの調整が必要で、俳優やアーチストが自信の主義主張によって個人として行動することは非常に困難のようですが、欧米の方々はこのあたりの立場を上手に使って、収入と社会的立場に応じた行動を採ります。

自分だけではなく、他人を巻き込んで行動できるところがすごいんです。

 日本の金持ちも、見習うべき手本とするに躊躇する必要などない。

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2005年01月29日 23:23に投稿されたエントリーのページです。

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